施工店メンテナンスの事

カーコーティングの素晴らしい恩恵や美観を維持していくためには汚れがたまり大きな問題が起こる前に適切なお手入れをしていく事が大切です。

とは言え汚れの程度は環境により大きく変わりますし何より人それぞれの価値観というのは千差万別であり、気にならない方は本当に気になされませんからそういう方に細かしく「お手入れが~」なんて言うつもりはありません。

一応当店として最良の方法は汚れがたまり固着してしまう前にやさしい薬剤で汚れを落とす方法「コーティング・ケア」を推奨しておりますし、実際それが以前より最良だとお話しております。

とは言ってっも定期的にできる方ばかりではありませんのでどうしても汚れがたまり美観を崩し自分ではどうしようもなくなってからご相談いただく場合もありますし、それはそれで対応できる限りの事はさせていただきます。

何にせよ車のオーナー様たるお客様が気になった時にご相談いただければ状態に合わせて対応させていただきます。というスタンスです。

この度久しぶりに施工店メンテナンスのご依頼をいただきましたので一つ事例としてご紹介させていただきます。

ちなみに施工店メンテナンスとコーティング・ケアは汚れを落とすという意味では一緒ですが、その深度と範囲は全くの別物です。

今回気になられてご相談いただきましたのは固着した中程度シミ汚れです。

昨年当店にてCS-1をご用命いただきましたオーナー様でお手入れはご自身で行われていたとの事ですが、ご覧のように上面中心になかなかのシミ汚れが確認できます。

一応この時点で当然コーティングケアで落ちないかは確認済みでありますが全く歯が立ちません。コーティング・ケアはあくまでも数ヶ月程度の環境汚れに対して効果がありますので、このように長い期間水道水などのが原因で付いたシミを落とすには役不足であります。

このような場合においてリカバリーをするのに適しているのが施工店メンテナンスです。

施工店メンテナンスは通常作業ではあまり使わないようなさまざまなケミカルを使用し、上記のような強力な汚れを落とす処理が含まれます。

もちろん安全性には出来るだけ考慮したものを使用しておりますが、とは言えそれなりに強力な薬剤を使いますので全くノーストレスと言う訳には行きません。

予め申し上げておくとそれなりにコーティング被膜にストレスを与える行為であり、機能性低下などが起こる可能性もあります。

ただ上記の汚れをほっておくことで重度の固着となりボディー研磨作業をしないと除去できないレベルになる方が遥かにマイナスが大きいので施工店メンテナンスレベルで落ちるのであればその方が良いです。

【before】

【after】

【before】

【after】

こんな感じにリカバリーできました。また施工店メンテナンスにはコーティング・ケアより高性能な被膜補完が付いていますので光沢感などもより向上します。

上記例のようにダメージがある場合以外に良い状態に行う事で(強いケミカルを使わず保護を優先させる)より高いレベルでの機能性向上や艶光沢感のアップが図れますのでどのような状態の方にもお勧めであります。

ただ施工店メンテナンスに関してはどちらかと言えばより高みを目指される方、水シミ等ダメージが顕著で何とかしたい方向けの商品でありますのでそれこそ気になった時に!って感じで考えている商品です。

参考にしていただければ幸いです。ご質問などあればお気軽にお問い合わせください。

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