娘の事

佐藤の家族は妻と20歳になった息子、今高校3年生になる娘がいます。

今年4月から県外に出ていた息子が帰ってくるのですが代わりに高校3年生の娘が県外の看護の学校に行く事となりました。

息子は高校生の時から家を出て寮に居ました。寮生活は彼にとって良い経験になると思って喜んで送り出しましたので寂しいとかいう思いは特にありませんでし高校生の時から基本居ないが当たり前な事や息子自体もそれなりに楽しんでいたような事も踏まえ、そこまで特別に思いを馳せることはありませんでした。

逆に娘はずっと地元に居て同じ時間を共有してきましたので居なくなるという事の実感が無く昨年秋に合格をいただいた際には本当に良かったね!と心から喜ぶだけでしたが今年に入り自由登校や自動車学校の事などが近づいてくるに従いどんどん寂しい気持ちが湧いてきました。

娘はどちらかと言えば妻の遺伝子を強く受け継いでいる方で昔は面白くない奴だな。なんて思ってましたが(笑)、年齢を重ねていくたび妻のもつ細やかな気遣いや優しい心、料理や掃除等の高い基本スキルを受け継ぎつつも妻にはない明るさ、ノリや勢いなんかも持ち合わせたハイブリッドな子に育ってくれました。

ある意味勢いとノリだけで生きてる佐藤の事と、何事も慎重に静かに生きている妻の間を取り持ってくれ様々な意味で本当に助けられました。

年頃なので父親と2人コンビニや丸合に買い物行くのは嫌なはずですが誘ったら快く一緒に行ってくれますし、家族で出かける時もいつも一緒に付いてきてくれます。

そのように娘は佐藤と妻にとって本当に大きな存在で居てくれるだけで本当にありがたい存在でしたが私たちもいつまでも娘に接着剤になってもらう訳にはいきません。

息子は帰ってきても1人暮らししますし、あいつは佐藤にそっくりですからそういう存在にはなれませんからねー。まぁ楽しいからいいんだけど(笑)

妻がどこまで思っているかは分かりませんが佐藤最近は特にとても寂しいです。ただ佐藤夫婦も本当の意味で子離れしなくてはならない時が来たのだと思います。

ただ娘はまだ思いやりの使い方が上手くできませんから周りの空気読みすぎて相手に合わせすぎてしまう所もあるかな。と少し心配なところもあります。まぁ勉強だね。新しい環境で大変な事もあるかと思いますが彼女には頑張ってもらいたいですね。

この前たまたま結婚式のバージンロードを父親と歩く姿を映したYouTubeを見てしまい自分の娘じゃないのに何故か大号泣してしまった佐藤ですwwwどうも情緒不安定ですねwww

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