世の中にはいろんな考えの人がいて、それは私共のような磨きやカーコーティングに携わっている者も同じかと思いますが、中には新車であれば磨く必要が無い（意味がないまたは良くない）という考えのもと運営している所もあります。
意味がない。は新車はキレイで完璧という考えのもと当店のECHELONコーティング新車施工のbefore写真のような状態になっているのを見つける目が無いか見える環境ではないかのどちらかだと思います。それもそれでプロを名乗るのは少しいかがなものかとは思いますが分かんないものは分かんないですからね・・・
ただし新車を磨く事は塗装を削る事で良くない事。お車とお客様の為に。みたいに言う所もありますがこれは相当問題だと思ってます。
それなりに真面目にカーコーティングや磨きに向き合ってきている者なら塗装（クリア）の残膜の目安として数値化できる膜厚計なども使いますし、バフやコンパウンドもそれ用の物を使うはずです。
また適切に塗装面を整える事で最終的な意匠性に違いが生まれる事も知っているはずです。
そもそもサンディング（ペーパー処理）するわけでもなしシングルポリッシャーでガンガン磨くわけでもなく、最新のダブルアクションポリッシャーで新車磨きをする程度でクリアが薄くなるなんてことがありえないことは分かるでしょう。逆にどんだけ削れそれによる弊害があるのか見せてもらいたいものです。
色んな人や店の考え方であり実際それでも需要があるので世の中から求められているという事でしょうから当店がとやかく言う事ではないのは重々承知した上ですがそれでもあえて言わせてもらいます。磨かないなら安くすべきだと思うのです。変な理由付けなんかしなくていいと思うのです。
ちなみに当店のECHELONコーティング施工の手間暇時間の配分を10として
油分取りその他下処理・・・2～3
ボディー研磨・・・・・・・6
コーテイング剤塗り込み・・1～2
もちろん経年車であったり様々な要因で変わりますが基本はこんな感じです。
要は何に一番手間暇（＆リスク）がかかるかと言えば一目瞭然ボディー研磨です。
通常ボディー研磨作業は2人作業でスタンダードポリッシュの場合まる1日以上はかかります。（新車であればもっと早い）
またボディー研磨が上手くできない人が磨き作業したら塗装を飛ばしたり熱を持たせすぎて塗装を曇らせたり磨き切れていないまま終わらせてバフ目だらけにしたり色んなリスクがある事は事実です。
なのでボディー研磨が無ければ下処理（2）＆コーテイング剤塗り込み（2）だけで済みますから非常に早くほぼノーリスクで作業が行えます。
当店だけではないと思いますが実際コーテイング剤の原価なんてそこまで大した金額ではありません。何に時間＝手間＝お金がかかるかと言えば下処理とボディー研磨作業です。
だからもし磨き作業を行わないならよく分からない理屈を付けずに手間がかからないから低価格（まさにクリスタルキーパーのような）の設定にすればいいと思うのですがね。
だって10かかっていたものが4で終わるんですよ？めっちゃ楽じゃないですか。それなら価格に反映してしかるべきだと思うけどなー。
当店がもしECHELONコーティングでするならどうだろー・・・新車専用で半額！まではいかないけど平均20,000円くらいは安くできますよね。ただ細かなスクラッチ傷などはあるがままって感じになりますが気にされないという方にはいいかもしれませんね。
この話は前々から一度したかったのです。
結論：理由がハッキリしてて安けりゃ納得感もあると思うのですよ。
