自分の能力を勘違いしていた過去の話(その2)

というかですね、「会社の歯車になるな」なんてよく考えたら結構間違っていると思うのですよ。

何ならこの会社の存在なんて社会の歯車の一つでしかないんですからね(笑)

要は歯車としての能力があるか、会社(社会)から求められる事に答えられるかがまず第一だと思います。

昔の佐藤は他の同期の人よりある1面では少し能力が高かったかもしれませんが、それはそれとしても歯車としてキチンと要求にこたえていかなければならない事を横において自己流に走りました。

大筋は守っていて結果を出してるんだから別にやり方は自己流でも文句言われる筋合いはないと本気で思ってました。

ただ会社組織、それもそれなりの規模であればそういう行動は組織機能を混乱させる原因になるのは当然で最終的に佐藤はその会社での立場を無くす事となりました。

その時はバカな会社めが。と思っていましたが今思えば至極当然のことでただ単にわがままを言い組織を混乱させるだけの目の上のたんこぶですから仕方がない事なのです。

本来であれば自己流を横において求められる方針ややり方をきちんと行った上で自己流はあくまでプラスαにするべきだったのでしょう。

今改めて考えるに自己流を横における事が出来る人であるかどうかは本当に重要で、当時の佐藤は若さと勢い、加えて自分勝手な思い上がりが相まってそれが出来ませんでした。

焦らずゆっくり最終的には大きな変化を起こしていくべきだったのを、自分中心で一気に変えてやろうなんて浅はかで尊大な考えをするようになったからきっとサラリーマンとして上手く立ち回れなくなって苦しくなったんだと思います。

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