前回の続きになります。
2つ目の後遺症としては、失語症です。
失語症とは、脳の「言葉をつかさどる部分」に障害が起こることで、
・思った言葉がすぐに出てこない
・相手の話を理解するのに少し時間がかかる
・文字を読む、書くのが難しくなる
といった症状があらわれるものです。
ただし、性格などに問題はなく、意識もはっきりしています。
つまり、「話したい気持ちはあるのに、うまく言葉が出てこない」状態です。
・思った言葉がすぐに出てこない
社長は話そうとしても自分の意志とは違う言葉が出てきたりするといった事が多々あります。考えて言おうとすればするほど思った言葉がでずもどかしい気持ちにもなるそうです。
・相手の話を理解するのに少し時間がかかる
例えば、家族内で何気ない会話をしていても、今話していたこと分かる?と聞くとわからないという事があります。ですが、ゆっくりと会話をして話すと理解されます。なので話が理解出来ないわけではなく、理解するのに時間がかかるという事です。
・文字を読む、書くのが難しくなる
文字を読むことに関しては、書いてあることを声に出して読むことは難しいですが、書いてあることを理解することはできます。
そのため、会社のブログや施工事例等を見て理解することはできるのです。しかし、書いてある文章を声に出して読もうとすると違う言葉が出てしまうことが多々あります。
また書くという事に関しても、小学生用のドリル等を使い少しづつ平仮名、感じ、数字が書けるようになっています。
ですが、横に見本がないと書けないようなことが多いため、急に○○書いてみてくださいと言ってもかけないことがほとんどです。
同様に時計に関してもまだまだ正確な時刻を読むことは難しい状況です。
またパソコンで文字を打って検索するという事もまだまだ出来ないため、社長が当店のブログや施工事例を書くといった事はまだ当面の間はできそうにはありません。
社長のようにはうまく書けませんが、これからも社長が復帰されるまでは佐藤なりにブログの方もしっかりと書いていかねばと考えています。
また施工事例に関しては翔夢さんが書かれていますが、同じく社長が戻られるまでは自分なりにしっかりと書いていかないといけない。と言っておられました。
長くはなりましたが、社長の1年経った状況をお伝えできたらと思い、ブログに書かせていただきました。
万全な状態でお仕事に復帰されるにはまだまだ長い時間がかかると思います。
ですが、少しづつではありますが、社長も良くなってきているということは言い切れます。
社長自身は最初と変わってないと言われていますが、絶対にそんなことはありません。
社長が完全に復帰されるまであれどれくらい時間がかかるかは誰にもわかりません。ですが社長が完全復帰されるのを待ちながら、今後もより一層精進していきたいと思います。